分散投資というのはどういうことですか?
投資する際は、分散投資が重要であるとよく言われますが、この場合の分散というのは、リスクをヘッジ(回避)してくれる資産に分けなさい、という意味です。
なので、単に異なる種類の投資をあれこれすればよいという意味ではありませんので、注意してください。
インフレとデフレ期による資産運用は?
バブル経済崩壊の流れを見て実感できたのは、インフレに強いのは現物資産、デフレでは現金が強いということだったのではないでしょうか。
バブル期には、現物資産である不動産などがどんどん値上がりしましたので、地主は大金を手にし、不動産業界が活況でした。
しかしながら、バブルが崩壊し、物価が下がってくると、今度は現金を持っていた人が一番得をすることになったのです。
つまり、バブル期に不動産や株式に手を出していた人よりも、銀行に現金を預けていた人が一番資産を守ることができたということです。
ちなみに、利益が出る商品というのは、インフレやデフレだけではありません。
金利が上昇していくのであれば、金利変動型の金融商品がよいですし、金利が下降していくのであれば、債権などの利回りの確定のものがよいからです。
要は、状況によって異なってくるということです。
自分で資産運用を行う場合には、色々と試行錯誤しながら、自分に合ったポートフォリオを組めるようになるのが重要であり、自分に合った投資法を見つけることが大切です。
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