FXと商品先物取引との違いは?
FXと商品先物取引というのは、同じような取扱いを受けていると思われがちですが、以下のような様々な違いがあります。
<流動性について>
■商品先物取引
商品先物のリスクの1つに、注文しても約定しないということがあります。
■FX
為替取引では、成り行きで注文して約定しないということは基本的にありません。ストップロス注文も基本的には有効です。
<期限について>
■商品先物取引
商品先物取引の場合には、必ず反対売買をして決済する必要があります。
商品先物取引では、現引きといって現物を引き受ける取引もありますが、投資目的の場合には反対売買をします。
なお、現引き不可の取引業者もあります。
■FX
為替取引の場合には、ポジションをいつまでも保有することができます。
<動きについて>
■商品先物取引
商品先物取引にはインサイダー取引はありませんが、仕手的な動きはよくあります。
よって、素人投資家は騙されやすいです。
また、商品先物の動きはダイナミックに大きく動くのが特徴的です。
■FX
為替取引にはインサイダー取引はありませんし、基本的に仕手的な取引はありません。
また、為替取引は比較的動きが少なく、ボックス内で動くことも多いです。 |