ユーロドルの利益は、どのように支払われるのですか?
対円の取引でないユーロドルなどの場合は、持っているポジションを決済した際に、FX会社が提示している、米ドル円のレートにて円換算され、利益は円で反映されます。
例えば、1ユーロ=1.2100ドルで1万ユーロの買いポジションを持ったとします。
その後、1ユーロ=1.2200ドルにて1万ユーロを決済した際、為替売買益は、(1.2200−1.2100)×1万ユーロ=100ドルとなります。
その際の米ドル円のレートが1ドル=100円だった場合※には、100ドル×100円=10,000円が為替売買益となります。
ただし、実際には、日々のスワップポイントもドルで付いたものが、先のレートで円に計算されることになります。
※この際のレートはドルを円にするので、ドル売り、すなわちBidレートとなります。
外貨取引で発生した税金は?
FXで得た利益は、個人の場合、通常は雑所得として総合課税の対象になります。
年間に決済した取引の売買損益を通算して20万円以上の利益となった場合には、純利益※が課税対象になり、確定申告が必要になります。
具体的には、年収が2,000万円以下の人で、損益を合算し、年間の利益が20万円以上であれば、雑所得として確定申告する必要があります。
※手数料を控除した利益です。 |