高金利通貨のデメリットは?
高金利通貨のマイナス面は、マーケットでの取引量そのものが少ないために、ちょっとした売りや買いによって、為替レートが大きく変動する恐れがあることです。
高金利通貨で運用する際には、こういったリスクがあることを念頭におきつつ、そのリスクをコントロールするためにも、レバレッジを低めにして投資する必要があります。
また、投資する通貨の種類を絞っておくと、自分の管理が行き届きますので、次第に値動きのクセなども見抜けるようになり、運用しやすくなると思います。
値動きのクセとは?
ある特定の通貨の値動きを長期にわたって監視し続けていると、一定のクセがあることに気がつきます。
当然、突発的な事件が起きたときなどは、こうした値動きのクセを無視して大きく変動することもありますが、平時の状況下では、一定のレンジで動くケースが多いです。
いくつかの通貨について、このような値動きを把握していると、例えば、1ドル=100円を割り込んで円高ドル安に進んだら、そろそろ円安ドル高に向かうだろうとか、1ドル=110円を超えて円安ドル高に進んだら、そろそろ円高ドル安に転じるだろうというように、おおまかな予測がたてやすくなります。
ちなみに、このような予測をもとにして、一定のレンジ内での売買をするという投資戦略もあります。
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