移動平均と移動平均線
移動平均というのは、ある一定期間の終値の平均を取ったもので、それを線で結んだものが移動平均線となります。
移動平均はさまざまなテクニカル分析のうちでも基本となるもので、いわゆる市場の平均コストともいえます。
具体的な移動平均線の描き方は?
例えば5日移動平均といった場合には、5日間の終値の平均をとった点となり、その点を結んでいくと5日線が描けます。
そして、それをチャートと重ねると売買のポイントが予測できるようになります。
つまり、移動平均というのは、一定期間内で、どのぐらい買われた(売られた)のかが把握できるものであり、それを結んだ移動平均線とは、市場の買い(売り)の流れを視覚的に把握できる非常に優れたラインであるといえます。
移動平均とトレンド
基本的に上昇トレンドの時には、移動平均も右に上がっていく線となり、下降トレンドの時には、移動平均は右に下がっていきます。
また、チャートに日足、週足、月足などがあるように、移動平均線もデータを集計する期間によって視覚化されるラインの質は異なります。
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