移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス
代表的な移動平均線の見方として、短期の移動平均線と長期の移動平均線がクロスする時を相場の転換ポイントとするというものがあります。
具体的には、5日移動平均と20日移動平均で、短期線(5日移動平均)が長期線(20日移動平均)を下から上に抜いていく場合をゴールデンクロスといいます。このゴールデンクロスは、強力な買いのシグナルとされています。
反対に、短期線(5日移動平均)が長期線(20日移動平均)を上から下に抜けた場合をデッドクロスといいます。このデッドクロスは、売りのシグナルとされています。
移動平均線の注意点は?
移動平均線がクロスすることは事前からある程度予想がついてしまうことと、「ダマシ」の多いことには注意が必要です。
特に短期売買をする際には向いていないケースもあり、必ずしも理論どおりにいかないこともあるということは頭の中に入れておきたいところです。
よって、ゴールデンクロスやデッドクロスは、他のテクニカル分析手法と併用して、ひとつの判断材料とするようにしたいところです。
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