プラチナ投資が見直されている?
田中貴金属工業が取り扱っているプラチナ地金の販売数量指数(2001年1月を100として割り出したもの)を、プラチナ価格とともに示したものを見ますと、価格下落と同時期に、販売量が急激に増えていることがわかります。
特に月平均1g=4,000円を割った月には、過去20年間において最高の月間販売量を記録しています。また、2008年の1年間だけを見ましても、販売量が買取量のおよそ2.7倍と、前年実績の5倍以上となっており、販売、買い取りととに過去20年間の最高年間取引量を記録しています。
この要因は、やはり価格の割安感から、プラチナを投資対象として見直す動きが広がったためと見られています。
なお、今後も景気回復期待とともに、こうした傾向はますます強まるものと思われます。
プラチナ投資の方法は?
プラチナへの投資というのは、金投資と同様、地金やコイン、プラチナ積立などの方法があります。ただし、金と比べるとプラチナの地金を買い取る会社は限られていますので、後々不利にならないように、信頼のおける会社で購入することが大切になってきます。
プラチナ地金で安心なのは?
99.95%のプラチナ地金(プレスタイプ)など、世界のプラチナ地金の標準化を取り決めた協定
「グッド・デリバリー」の厳格な審査を通ったことを示す公認マークが入っていると安心です。
なお、プラチナ10gコインバー(モールドタイプ)、ほかに5g、100gなどがあります。ちなみに、プラチナコインも存在しますが、現在、国内ではごくわずかしか流通していません。
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