ニュースなどでの円高とは?
テレビのニュースなどでも円高や円安という言葉はよく聞くと思われます。
「今日は円高」などという場合には、通常はドルに対して円の価値が上がったということを指しています。
これは、正確には「今日はドルに対して円高」と表現すべきなのですが、現在はドルが基軸通貨となっていることから、このように表現されます。
よって、今日は円高であると言われていても、実はドルが他の通貨に対して全面的に安くなっているだけのときがあります。
この状態をドルの独歩安であるといいます。
ここで、注意してほしいのは、円高や円安と言われるときに、ドルだけでなく、ドル以外の他の通貨に対しても円が強くなっているのか(円高)、円が弱くなっているのか(円安)というのは見るようにしてください。
同じようにドルが強いと言われていても、単に円安であって、円が全ての通貨に対して安くなっているようなときもあるからです。
各FX会社には様々なチャートが用意されていますので、どの通貨がどの通貨に対して上がっているのか(下がっているのか)をよく見て、ニュースなどの表現に惑わされないようにしてください。 |