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金の先物取引が有効な場面とは?

金(ゴールド)の先物取引とは?

「金ミニ」取引は先物取引の一種ですから、「売り」と「買い」両方の取引から入ることができます。

先物取引とは、決済期日までに、取引を決めた価格で「買付け」あるいは「売付け」をする取引です。なので、決済期日前であれば、「反対売買※」をして決済することができます。

なお、先物取引の決済は、「買付け価格」と「売付け価格」の差額、あるいは「売付け価格」と「買付け価格」の差額で行われます。

※買付けであれば売付け、売付けであれば買付けのことです。

金(ゴールド)の先物取引はどのような場面で利用するのですか?

「金」の先物取引というのは、例えば、オーストラリアドル貯金をしている投資家が、その利息で有利な貯金を全額取り崩さずに、貯金の一部を取り崩して、「取引本証拠金」を差し入れて投資するという場面で利用できます。

すなわち、金現物を買い入れるよりも、一部の証拠金の差し入れで運用を有利に展開しようとする場合に利用できる手段が金先物取引といえます。

ちなみに、「取引本証拠金」は、現金だけでなく、その代用として上場株式や国債、その他の有価証券で差し入れることも可能です。

なので、すぐに売却することができない上場株式を保有している資産家や、中長期で上場している自社株を保有しているサラリーマンなどがこの方法を利用することができます。


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