外貨投資早分かり



「金ミニ」取引の注意点は?

「金ミニ」取引ではどのような点に注意したらよいですか?

「金ミニ」を取引する際には、次のような点に注意したいです。

決済期限が最長12か月先になったこと
⇒ 「金標準取引」は、6限月制で決済期限は最長1年先ですが、2008年7月7日からは「金ミニ」も6限月制で決済期限は最長12か月先になり、標準取引と同じになりました。

よって、「追加証拠金」の差し入れが継続できれば、最長12か月先まで取引を継続することができます。

なお、もし取引を継続しない場合は、建玉(ポジション)を決済して損失を確定することになります。

損失が生じた場合には「追証」があること
⇒ 取引を開始する際に差し入れる「取引本証拠金」以外にも、価格の変動によって「追加証拠金(追証)の差し入れが生じるケースがあります。

東京工業品取引所の「金ミニ」取引においては、取引終了後毎営業日ごとに、値洗いという損出金額が算出されます。

その際、計算上の損出が「本証拠金」の50%を超過した際に「追加証拠金」を差し入れなければなりません。

取引臨時増証拠金があること
⇒ 「取引追加証拠金」以外に、「取引臨時増証拠金」というものがあります。

これは、取引価格が大幅に変動する際に、証拠金の担保力を高めたり、一時的な市場の過熱感を冷やすために、東京工業品取引所が独自の判断で設定する証拠金です。

取引定時増証拠金が不要なこと
⇒ 「金標準取引」においては、取引期限が迫ってきた際に「取引定時増証拠金」が必要とされる場合がありますが、「金ミニ」取引では不要です。

金現物の受け取りがないこと
⇒ 「金ミニ」では、「金標準取引」とは異なり、現物先物取引ではなく現金決済先物取引であることから、金現物の授受はありません。

つまり、決済の際に金現物が用いられることはありません。


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