ロスカットとは?
ロスカットというのは、一定金額以上反対に振れたときに、ロス(損失)をそこでカット(切る)ための注文です。
例えば、米ドルを1ドル=110円で買っている場合に、1ドル=105円を切ることになったら損失をそこで抑えるために、1ドル=105円になったら自動的に決済するように注文を設定するのです。
これによって、冷静なときに事前にロスの範囲を自分で設定することができます。もちろん途中で変更することもできます。
資金が少ない場合にロスカットをうまく使うと、例えば、ここは絶対に勝てるというときには、ロスカットを極小にし、レバレッジを大きくして取引するといったこともできます。
また、ロスカットは取引単位で設定できますので、あるポジションは余裕を持っておいて、一部だけのロスカットを小さくするということもできます。
ただし、ロスカットは、必ずしもその価格でロスカットできるとは限りませんので注意してください。
というのは、為替は月曜日から金曜日までは連続して推移しているのですが、土日は休みなので、金曜日の終わりの価格と月曜日の朝の価格が連続していないからです。
つまり、月曜日の始値が金曜日の終値と比較して大きなギャップが発生したときには、指定しておいたロスカット価格ではロスカットできなくなることがあるのです。
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