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日銀短観の調査方法

日銀短観で注目されるものは?

日銀短観で注目されるのは、企業の景況感を表す業況判断指数になりますが、この業況判断指数にもDI(Diffusion Index)が用いられます。

具体的な調査方法は?

この調査は、企業に景況判断を「良い」「さほど良くない」「悪い」の3段階で尋ね、「良い」の回答比率から「悪い」の比率を差し引いたもので、3か月先の見通しも合わせて調査されます。

例えば、100社に業況判断を尋ねる調査を行った結果が、次のようなものだったとします。

■良い → 50社
■さほど良くない → 20社
■悪い → 30社

すると、それぞれが全体に占める割合は、良い(50%)、さほど良くない(20%)、悪い(30%)となります。

そこで、良い(50%)から悪い(30%)を差し引いた答えである「プラス20」が業況判断指数となります。

ちなみに、大企業製造業の業況判断指数は、2005年は、プラス10を大幅に超えて20程度となり、少なくとも大企業では景気回復が本格化していることを裏付けました。

しかしながら、2007年後半からサブプライム問題などが影響して、再び下げることとなっています。


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