効率的な資産運用に「金」を組み入れる?
「金」は、物質的な美しさ、加工のしやすさ、不変性、希少性を持つが故に、古くから世界中で宝飾品や貨幣などとして利用され、その価値を認められてきました。
これについては現代でも変わることはありません。価格の透明性が高く、流動性にも優れている「金」は、資産運用の重要な選択肢の1つといえます。
ただし、「金」は普遍性の高い価値を持っているとはいえ、利息を生みませんし、必ずしも大きな値上がり益を期待できる資産ではありません。
しかしながら、このシンプルでわかりやすい実物資産は、「有事に強い」という点に魅力があります。
つまり、政治・経済・金融の仕組みが複雑化し、先行の不透明感が高まっている今こそ、「金」の重みや輝きが増すといえるのです。
より効率的な資産運用を実現するためにも、ぜひポートフォリオに「金」を組み入れたいところです。
金の純度とはどのようなものですか?
一般的に「金」の純度というのは、24分比で表されることが多く、例えば、純金は24K(24金)と表示されます。
また、その数値は「金」の含有率により変わり、18金でしたら含有率が24分の18、つまり75%ということになります。
なお、純度100%の「金」は存在しませんので、99.99%以上であれば24kとなります。 |