純金積立に向いている人は?
純金積立は、「相場の動きに一喜一憂したくない」ですとか「相場の動きを読む自信がない」といった方に向いている金投資商品です。
というのは、純金積立は、毎日一定額の「金」を購入していく仕組みになっていますので、金価格が安いときには多く、高いときには少なく購入することになるからです。
その結果、平均投資額を抑えながら、より多くの「金」をためることができるようになっています。
この純金積立は、始めるタイミングを気にすることなく、自動的かつ合理的に金投資ができますので、相場を読むのが苦手、あるいは価格をこまめに確認するのが面倒という人にはピッタリの投資方法といえます。
金の保有期間は?
「金」を購入する際には、もちろん安いタイミングを狙うのがベターであるのは言うまでもないのですが、だからといって、少しくらい値上がりしたからとすぐに売却してしまうのは考えものです。
というのは、一般的に、金投資というのは、短期の値上がり益を狙うための取引手段ではないからです。
本来の「金」の役割は、インフレに備えたり、株式や債券など金融資産の値下がりをヘッジしたりすることにあります。
過去20年間の金価格と日経平均株価の動きを見ましても、日経平均株価が景気の変動とともに騰落を繰り返しているのとは対照的に、金価格はおおむね堅調に推移していることがわかります。
よって、金投資を始めるに際しては、10年、20年という長期〜超長期スパンで保有することを検討するのがよいと思われます。
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