長期投資のポイントは?
FXで長期投資を行う際には、いかにマージンコールやストップロスに引っかからないようにするか、ということがポイントになります。
とはいえ、どちらにしても、このような水準まで損失が膨らんでしまった場合には、取引を縮小するか、あるいは取引を中断する必要があります。
ただし、それでは、長期投資の趣旨に反してしまいます。
そこで、長期投資をより確実なものにするために、スワップポイントを上手く活用します。
長期投資におけるスワップポイントの活用とは?
FXの魅力の1つに、スワップポイントを定期的に受け取ることができるということがありますが、例えば、受け取ったスワップポイントが一定金額に達したところで、それを証拠金に上積みすることによって、証拠金の担保力を上げることもできます。
つまり、買っている外貨の金額が一定であれば、証拠金が増えるほど、円高が進んだとしてもマージンコールやストップロスに引っかかりにくくなるということです。
例えば、10万円の証拠金で、1万NZドルを買ったとします。1万NZドルに対するスワップポイントは、1日当たり100円とすると、1年間ではおよそ36,500円になります。
これを証拠金に上積みしていくと、証拠金の担保力がどんどん高まっていきます。
そのため、仮に円高が進んだとしても、マージンコールやストップロスにかかる恐れが減っていくのです。
さらに、2年間、3年間というように、まとまった金額になったところでスワップポイントを証拠金として加えていけば、より証拠金の担保力が高まっていきます。
このようなマネーマネージメントを行うことによって、FXのリスクを低減させることができます。
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