分散投資とは?
分散投資というのは、ポートフォリオ運用ともいいますが、要するに、様々な資産に分散して投資することをいいます。
基本的に分散投資効果を高めるには、値動きの方向が異なる資産を上手く組み合わせることになります。
例えば、日本の輸入企業の株式を保有しているのであれば、一方では、米ドル建ての外貨建て金融商品を保有するなどです。
つまり、輸入企業の場合は、円安が進むと製品や原材料を輸入する際のコストが上昇してしまうため、それが業績面でマイナスの影響を及ぼすことになります。
当然、株価は下落しやすくなります。
しかしながら、ここで米ドル建ての金融商品を持っていると、円安によって為替差益を得ることができますので、輸入企業の株価下落リスクを相殺することができるのです。
なお、基本的に同じような値動きをするものについては、どんなに多くの種類の資産に投資したとしても、分散投資の効果はありませんので注意が必要です。
ニュートラルとは?
ニュートラルというのは、為替変動があっても、そのポジションが損益を生まない状態のことをいいます。
|