スワップの複利運用の注意点は?
FXでのスワップポイントを複利的に運用することにより、より効率的にスワップポイントを増やしていくことができるわけですが、FX会社によって最低証拠金額が異なることには注意が必要です。
といいますのは、最低証拠金額が10万円であれば、日々受け取ったスワップポイントが10万円に達しない限りは、再投資することができないからです。
複利運用とは?
複利運用というのは、一定期間の運用によって生じた収益を元本に加え、それを新しい元本としてさらに一定期間運用する方法です。
複利運用を行うと、運用期間が長くなればなるほど、徐々に元本が増えていきますので、複利運用効果も上がっていきます。
例えば、100万円を年5%で運用すると、1年後の元利合計額は105万円です。
これを新しい元本にして、さらに年5%で1年間運用すると、110万2,500円になります。
一方、同じ利率、運用金額、運用期間で単利運用した場合の元利合計金額は110万円です。
つまり、複利運用のほうが2,500円分多く、元利合計金額が増えることになります。
複利効果が最も大きくなるのは?
複利効果は、元本が大きく、利率が高く、運用期間が長く、複利の計算期間※が短くなるほど高い効果が得られます。
※半年複利とか、1年複利のことです。 |