FXの市場規模は?
最近、個人投資家のFX市場への参加は急激に拡大しています。
FXの顧客からの預り残高を見ますと、2001年は323億円でしたが、その後、2004年までは前年と比べておよそ倍増し、2005年以降も前年比5割増と着実に伸び、2007年には6,133億円となっています。
ちなみに、2007年半ばに、アメリカでいわゆるサブプライム問題が発生し、多くのFX投資家が打撃を受けましたが、その後もFXの市場規模は拡大しています。
FXの口座数は?
FXの口座数については、使用されていない休眠口座を含めると、2001年3月時点ではわずか11,000口座だったのが、2007年3月末になると644,000口座まで急増しています。
ただし、1口座当たりの証拠金残高は、年を追うごとに小さくなっているようです。
これは、手ごろな金額で投資できるFXの魅力が広く知られることによって、投資家の裾野が広がった結果といえます。
それを裏付けるものとして、FX投資家の年代別のデータでは、20~30歳代の若い投資家がおよそ60%を占めているといわれています。
最近では、FX投資を始める女性の割合も上昇しているようで、名実ともに「ミセスワタナベ」が増えているといえそうです。
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