外貨投資早分かり



口先介入・協調介入・覆面介入について

口先介入とはどのようなものですか?

口先介入というのは、「介入するかもしれないけれど、しないかもしれない」などと、介入を匂わす口先だけの介入のことをいいます。

口先介入が行われる理由としては、実際には行わないけれど、行うかもしれないという懸念だけで、相場を意識的に動かすことができるからです。

実際にも、市場に大きな影響力を持つFRB(米連邦準備制度理事会)の議長や、その前議長などの口先介入発現によって、為替相場が変動することはよくあります。

協調介入とはどのようなものですか?

協調介入というのは、ある為替水準がベターであるという目標を、2つ以上の国が共有した時にのみ可能な方法です。

例えば、2つ以上の国が、現在の水準よりも円安ドル高になった方が、自国にとっても相手国にとってもいい通貨水準であると判断した場合には、各国が強調してドルを買い、円を売ることによって通貨価値を意図的に変更させます。

覆面介入とはどのようなものですか?

覆面介入というのは、政府や通貨当局が公表せずに行う介入のことをいい、「隠密介入」などとも呼ばれます。


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