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燃料電池車とプラチナの関係

燃料電池車とは?

現在、ハイブリッド車や電気自動車が環境対応車として脚光を浴びていますが、実は次世代カーの本命として注目を集めているのは「燃料電池車」です。

というのは、この燃料電池車は排気ガスをまったく出しませんので、大気汚染の心配がなく、環境に負荷をかけないからです。

水を電気分解すると、酸素と水素が発生しますが、燃料電池は、このプロセスを逆転させたものになります。つまり、酸素と水素を反応させ、水と電気を発生させるのです。

燃料電池車のしくみとプラチナとの関係は?

燃料電池は燃料極、電解液、空気極の3つの部分からなっています。

燃料極へ送り込まれた水素は触媒に反応し、電子と水素イオンに分解されます。また、電解液は電子を通さず、水素イオンだけを通します。

電解液にさえぎられた電子が電線を移動することによって電気が発生し、その電気でモーターを回すのです。

一方、水素イオンは空気極で触媒に反応し、空気中の酸素と結合して水に変わります。

燃料電池車はガソリン車のような燃料機関がないので、排気ガスは全く出ません。走行中は水しか排出しないので「究極のエコカー」と呼ばれています。この燃料電池の触媒として使用されているのがプラチナです。

触媒は化学反応を発生させたり、反応を促進したり、スピードをアップさせたりする物質なので、このプラチナがなければ、燃料電池は機能しません。

つまり、プラチナが次世代カーの命運を握っているといっても過言ではないのです。


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