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製造業指数の特徴と見方について

製造業指数とはどのような指標ですか?

製造業指数というのは、実体経済の勢いを知る経済指標であり、企業目線からの景気判断指数です。

この中でも特に注目されるのが、米国の「ISM製造業景況感指数」です。

この指数は、「全米供給管理協会」というところが、米国の製造業の購買・供給管理の専門家400人以上にアンケート調査を行い、様々な調査項目に対して、1か月前よりも「良くなっている」「同程度」「悪くなっている」の3つの選択肢の中から1つを選んでもらい、その集計結果を発表するものです。

ISM製造業景況感指数の判断方法は?

ISM製造業景況感指数は、50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示唆しています。

実体経済に即しているという意味において、この指標は非常に注目度が高くなっており、トレンド転換のきっかけにもなっています。

製造業指数と通貨の関係

次のような関係にあります。

■製造業指数が上昇 ⇒ 景気拡大を示唆 ⇒ 外貨が流入 ⇒ 通貨高
■製造業指数が下落 ⇒ 景気後退を示唆 ⇒ 外貨が流出 ⇒ 通貨安


貿易収支の特徴と見方
雇用統計の活用と見方
消費者物価指数の特徴と見方
製造業指数の特徴と見方
住宅系指標の特徴と見方

貿易収支と円高との関係
雇用統計の非農業部門雇用者数
消費者物価指数とインフレ率
ISM製造業景況感指数の相場への影響
住宅系指標を先読みする


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