外貨投資早分かり



金ETFの投資戦略と信用取引

相場状態に応じた金ETFの投資戦略とは?

相場の状態というのは、大きく次の3つに分けることができます。

■上げ相場 ⇒ 多少の上下はあっても、相場が上昇していく局面
■下げ相場 ⇒ 多少の上下はあっても、相場が下降していく局面
■持ち合い相場 ⇒ 調整局面

そして、それぞれの相場の状況に応じて、とるべき戦略は異なります。まず、短期投資の場合には、上げ相場は買い、下げ相場は「空売り」あるいは休みとなります。

また、中・長期投資であれば、下げ相場で買い、上げ相場で売ることにすれば、多少タイミングがずれたとしても、利益は得られます。

さらに、持ち合い相場のときは、売買を繰り返し、早めに利益確定するか、休むということになります。ちなみに、いさぎよく休むのも立派な戦略です。

「空売り」とは?

「空売り」というのは、相当に高度なテクニックです。

通常は「買い」から入りますが、金ETFは信用取引も可能なので、将来、相場が下落すると予想したときには「売り」から入ることもできるのです。

具体的には、例えば、近い将来、金ETFの価格が暴落すると予測したので、信用取引を使って、証券会社から金ETFを借りて、その金ETFを3000円で売るとします。そうすると、自分の口座に3000円×口数が入金されます。

予測のとおり、間もなく下落相場に入り、価格が暴落して2500円になったので、買い戻すとします。

このとき、3000円で売って、2500円で買ったわけですから、通常の取引とは順番こそ違いますが、3000円−2500円で、1口当たり500円の儲けになるのです。最後に、証券会社に金ETFを返却し、取引は終了します。


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