まずは口座を開設する
「金先物ミニ取引(金ミニ)」を取引するには、商品先物取引会社に口座を開設することが必要になります。
実際の取引は、東京工業品取引所を通じて行うことから、同取引所の商品取引員となっている会社を選びます。
なお、会社によっては、対面取引や電話取引だけでなく、インターネットで取引可能なところもあります。
商品先物取引会社に口座を開設したら?
口座開設後は、取引するために必要な証拠金を入金します。
「金先物ミニ取引(金ミニ)」の場合、最低取引単位である1枚を取引するであれば、14,000円(2009年6月30日時点)を入金すればOKです。
なお、証拠金額は変更されることもありますので、詳細は東京工業品取引所のサイトを確認するか、商品先物取引会社に確認するようにしてください。
追加証拠金について
「金先物ミニ取引(金ミニ)」の取引を開始する際に入金する「取引本証拠金」以外に、価格の変動幅次第では「追加証拠金(追証)」を入金しなければならないこともあります。
「金ミニ」の場合は、毎営業日の取引終了後に損失が計算され、その額が本証拠金の50%を超えたときには、追証を入金するというルールになっています。
ただし、「金ミニ」には、標準の先物取引にはない「ロスカット※」という制度が設けられていますので、追証を防ぐためには、このロスカットを有効に活用することが大切です。
※ロスカット…あらかじめ投資家が「損切り(ロスカット)」する価格を設定しておけば、その水準を超えると自動的に決済注文が出されるというものです。
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